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納税優遇政策、賃貸料減免政策、金融支援政策など、上海市が28箇条の総合政策を公表

2020年 3月 13日16:42 提供:上海市商務委員会 編集者:王笑陽

 三、多様な金融手法にて企業の窮地からの脱出を手助けする

 (十四)様々なルートを通じて企業に資金的支援を提供する。浦発銀行、上海銀行、上海農商銀行に対して、防疫関連業務に携わるまたは疫業事態の影響を強く受けた業種及び中小零細企業への信用貸しの拡大化を促し、防疫期間中において関連信用貸しの利子率は同期貸付市場の最優遇利子率(LPR)を最低限でも25bp下回ることを要求する。上海にあるその他の金融機関に対してもこれを参照し実行することを促す。金融サービスのグリーン通路を開設し、防疫用物資生産企業などにとっての利便性を高める。金融機関に対して、積極的に「銀税互動」や「上海市ビッグデータ普恵金融応用」などのプラットホームを利用し、業績考課の調整や不良容認度を高めるなどの措置によって中小企業への信用貸付支援を拡大するよう促す。

 (十五)キャッシュフローが困難に陥った企業への支援を強める。旅行、ホテル、飲食、卸販売、小売、交通運輸、倉庫管理及び物流、文化娯楽、会議展示など、疫業事態の影響を大きく受けた業種に対して貸付による支援を拡大し、返済計画の変更や、返済期限の延長、元金返済なくても貸付の継続などの手法をとり、期日までに返済が困難な企業を支援する。途中で貸し付けた元金を取り押さえたり、貸付を取り止めたり、貸付金を着金させないなどの貸し渋り行為をしない。オンラインによる貸付延長申請システムの構築を早める。疫業事態の影響を受けて返済が滞った場合、関連する貸付分類評価基準を合理的に調整するよう取り計らう。

 (十六)融資担保に対する支援を強める。上海市政策性融資担保基金の役割をさらに発揮し、2020年度における政策性融資担保による貸付が前年度より30億元以上の増額となることを確実にする。防疫用物資関連重点保障企業と疫業事態によって大きく影響を受けた中小零細企業に対して、政策性融資担保基金がより一層支援の度合いを強める。中小零細企業ローンを新規申請する場合、融資担保費率を年間あたり0.5%まで引き下げ、最担保比率も半減して徴収、起業担保ローンに関しては引き続き担保費用を免除する。